医師転職を経験して変化したマインド【医師転職体験談】

医局を辞める前は、求められた仕事に追われ、自分の本当にやりたいことが見えない日々でした。

しかし、医師転職活動を経て、新たな仕事と自己成長の機会に出会ったことで、私のマインドは大きく変わりました。

この記事では、転職後におこったマインド変化についてお話しします。

自分がやりたいことをやれるようになった

医局を辞める前は求められた仕事に追われる毎日で、「自分はこうしたい」と考えることすらありませんでした。

転職活動をはじめた頃「医局を辞めて、どんな仕事をしたいですか？」と聞かれ、「・・・わかりません。」と答え、転職エージェントを困らせたことをよく覚えています。

主体性がまったく無い人間でした。

転職活動中にさまざまな働き方（急性期病院or療養orクリニックで常勤勤務医から非常勤医、バイト医、美容まで）を提案してもらったり、SNSで調べたりして、「仕事って選ぶものなんだ！」と衝撃を受けました。

幸か不幸か、僕は辞めるまで2-3年を要したので、全く主体性が無い状態から、自分がやりたいことを選べるマインドまで持っていくことができ、選択した仕事に大満足しています。

やりたくないことをやらない選択をできるようになった

転職後にいろいろな副業や趣味にトライしました。

たくさんの人々と出会いました。

一つのことを続けるのはとても労力・時間が要りますし、メリットもあればデメリットもありますよね。

どれだけ他人に望まれても、自分にとって価値が少ないことは、ばっさりと辞めることができるようになりました。

時間をかけたいことが他にたくさんあるからです。

ウワサや人から自分がどう見られているかに関心がなくなった

転職で関わる人数がかなり減ったということが大きいと思いますが、他人からどう見られているかに関心がなくなりました。

自分のやりたいことを主体的になってやっていると、周りのことが気になりません。

より多様性を許容できるようになった

医局を辞めて多様性をより許容できるようになったと思います。

• 働く環境が変わった
• 様々な人との出会いがあった
• 時間ができてニュース書籍から得る情報が増えた
• そして何より自分が変わった

これらのさまざまなことが要因になっています。

いろんな人がいるということを体感することで、間接的に悩みも減ったように感じます。

早期退職を望まなくなった

以前は「仕事が嫌だから絶対に早期退職してやる！」というマインドでした。

転職後、想像以上に仕事が楽しく、また継続可能な働き方をしているからか、早期退職したいと思わなくなりました。

収入アップしたのでよりFIREには近づきましたが、「まあ普通の定年くらいのタイミングで辞められればいいかな」と思えるようになりました。

過程を楽しめるようになった

例えば、「靴が欲しいから買いに行こう」と思ったとき。

転職前は、次にいつ買いに行く時間が取れるか分からなかったため、その日に必ず買っていました。

「買い物に行ったのに何も買わないなんて、なんて時間が勿体ないんだろう」というマインドでした。

転職後は時間が自分で作りやすくなったので、ゆっくり選ぶことが出来ますし、今見つからなくても次探せばいいやと思えるようになりました。

「次に買う靴はどんな靴だといいだろう」と色んな観点で、時間をかけて考えることが楽しいと思えるようになりました。

また今は趣味で家庭菜園をやっていますが、昔の自分がそれを見たら、「野菜とか花なんて売ってるものを買えばいいじゃん。なんて時間が勿体ないんだろう」と思っていたでしょう。

今を楽しもうという考えになった

転職前は「今は時間ないし忙しくて辛いけど、いつか○○できたらいいな」と多方面で思っていました。

転職をした今は「今やりたいことは今やろう。今しかできないこと、楽しめないことがたくさんある」と思うようになりました。

最たることは育児です。

育児は今しかできません。

また、時間に余裕ができたのでやりたいことをすぐやる時間もできるようになりました。

やりたくないことを先延ばしにすることは良くないですが、やりたいことを先延ばしにすることも良くないことです。

人生観が変わった本です

おわりに

医師転職後、私は今を楽しむことの重要性を強く感じるようになりました。

過去や未来にこだわることなく、今できることを楽しむことが、充実した生活の一部となりました。

特に子育ての喜びを味わいながら、やりたいことを積極的に実現し、毎日を充実させています。

転職が人生を好転させてくれたといって過言ではないでしょう。

転職がすこしでも気になったらまずは転職エージェントに登録してみましょう。