今回は実体験を赤裸々に話しております。
こんな人もいるんだな、程度に流し読みしてください。
① 医局員以外の人に相談
当然ですが、医局員は「辞めるな」と言いますし、転職エージェントは「早く辞めてしまいましょう!」と言ってきます。自分の退局にあたって、利害関係の薄い人に相談しましょう。
他科の仲良い先輩、同期、後輩、他大の知り合いなど。信頼できる人、仲の良い人、親身になってくれる人の意見を聞いてみましょう。答えが出なくても、気持ちが整理されるかもしれませんし、実際に転職した話が聞けるかもしれません。仕事を紹介される可能性もあるかもしれません。一緒に開業しよう!とか、起業しよう!とかの案も出るかもしれません。(笑)
あと非医療系の友達にも相談してみましょう。非医療系では転職に対するハードルが圧倒的に低く、転職の勇気をもらえることがあります。
② 気分転換
医局を辞めたら基本的には戻れません。一時の気の迷いで辞めるわけにはいきません。
嫌なことがあったとき、当直続きで疲れているときに辞めたい気持ちは強くなるものです。
しっかり休養をとったり、趣味を楽しんだり、小さいことでも新しいことを始めてみたり、小旅行をしてみたりして気分転換してみましょう。意外と気分がスッキリするかもしれませんし、逆に転職への意思が硬くなるかもしれません。
③ カウンセラーに話をきいてもらう
自分、病んでしまっているのかな?って思って思い切ってカウンセラーに話を聞いてもらいました。転職したほうがいいと言われました。全く病んでませんでした。
基本的に、非医療系の人には「そんなブラックなところ辞めた方がいい」って言われます。
仕事を辞めるとなると自分のことだけでなく、家族の問題になってしまう人もいると思います。家族にしにくい悩み相談も客観的な立場で聞いてもらえるので、困ったときの選択肢としてカウンセラーへの相談をしてみてもいいでしょう。
④ 転職アプリ「ミイダス」に登録
転職アプリの「ミイダス」は経歴や経験・スキル情報から自分の市場価値をデータ分析して、あなたを求める企業から直接オファーが届くサービスです。
基本的に、非医療系の転職アプリですが、興味本位で登録しました。(某、他の転職ブログの受け売りですね。)
非医療系の職種に転職は考えていませんでしたが、医者を辞めた場合、自分の年収がどれくらいかを知れて面白かったです。ちなみに年収1,000万円前後、不動産の営業かなりタフな職種が多かったです。
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⑤ 資産運用の見直し
転職して安定するまでは、余剰資金を投資<現金に割り振った方が良いと考えました。貯金残高によると思いますが。
お金のことは学校では教えてくれません。医師は(世間にくらべると)高収入なので、お金への意識が低いことが多いです。転職を視野にいれたタイミングでお金の勉強をするのはいいことでしょう。
⑥ 医師転職エージェントに登録
ここまで紹介した①~⑤は茶番です。必要なのは⑥の「医師転職エージェントに登録」です。なるべく複数の転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントは登録すると、休みの日でもすぐに電話がかかってくることがほとんどです。めちゃくちゃ話をきいてくれます。気持ちと現実とのすり合わせも得意です。かまってちゃんになっていいんです。転職するにあたって一番の味方です。個人的には民間医局がおすすめです。ものすごい寄り添ってくれます。
初めての転職はほとんどの人にとってストレスです。転職エージェントを介さないことを勧めてくるフリーランス医もいますが、相場・普通がわからないのでエージェントに頼ってよいと思います。
まとめ
- 医局員以外の人に相談
- 気分転換
- カウンセラーに話を聞いてもらう
- 転職アプリ「ミイダス」に登録
- 資産運用の見直し
- 医師転職エージェントに登録
医局を辞めたいと思った時に実際にやったこと6つです。辞めたい!と衝動的に思っても、無計画に辞めてしまうとその後こまってしまいます。
自分の市場価値を確認できる転職アプリ「ミイダス」の登録や、転職エージェントへの登録は、客観的な視点を持つきっかけになるのでオススメです。
転職に際しては視野を広く持つことや、いろいろな人の話を聞くことも大事ですが、一番大事なのは自分の気持ちです。いろんな人がいろんな立場でものを言います。諸々を咀嚼して、自分がどうしたいか、よく考えましょう。転職しないのも選択肢です。自分の人生は自分の物です。
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