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医局を辞めたいけど不安…はじめての医師転職なら オススメをチェック

【体験談】医局を辞めて半年「思ったより◯◯だったこと」7つ

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こんにちは、べるもんです。転職して半年が経ちました。今はフリーランス医師として働いています。

医局を辞めてからの半年でどのような変化があったかを記事にしました。

べるもん

特に、辞める前には想像できなかったことを中心にまとめました。

目次

時給が思ったより上がった

給料は横ばいで、労働時間は6-7割になったので、時給がものすごく上がりました

しかも仕事内容が以前と比較するとゆとりある案件ばかりなので、体感では以前より半分以下しか仕事していない感覚です。疲れ・ストレスはもっと少ないです。思った以上に時給が良くなった感覚がします。

仕事内容が思ったより充実

やりがいを感じることが少なくなることは覚悟して転職しましたが、思ったより充実していて楽しいです。

非常勤だけど当科専門医として頼られる

当科専門医の常勤医がいない病院でバイトしていますが、非常に頼りにされます。外来はもちろん、病棟の患者さんのことでもよく相談されます。

「この状況で先生がいなかったら病態が分からないので、近隣中核病院に救急車を呼んで連れていかなければならなかった。本当に助かった。」となど言われることもあり、とても嬉しいですし、やりがいを感じます。

これは転職しないと分からなかったことでした。

仕事内容が医師しか出来ないことのみになった

非常勤になり病名、レセプト、サマリ作成、委員会出席などをしなくなりました。もちろん採血・点滴ルート確保もしていません。「これは私の仕事なんだろうか・・・。」と思うようなことは依頼されません。

外来や当科の専門的な処置など、医師にしか出来ないことだけしていることが充実感につながっています。

しっかり休めていて、体力的にゆとりがある

体力的・精神的なゆとりがあるので仕事が楽になり、楽しむ余裕が生まれました。

べるもん

医局にいた頃は、医師でなくてもできる仕事に忙殺され余裕がなく、医師としてのやりがいも感じにくかったです。

対人ストレスが少ない

医局在籍時は、尊敬する上司や仲の良い同期・後輩と働けてとても楽しかったです。

しかし大学病院・急性期病院での勤務は多忙を極め、全体的に見て精神的に余裕がない人が多かったですし、自分もそうだったかもしれません。やはり環境としてストレス因子が多すぎるのだと思います。

転職後は急性期病院で働いていないのでバタバタすることが少なく、イライラしている人も皆無で精神的に楽です。職場の雰囲気が全体としてまったりしています。

この半年を振り返って、仕事中に他人の行動・言動でストレスを感じたことがほとんど思い浮かびません。

べるもん

緊迫感のある職場や人間関係にストレスを感じる人には転職をオススメしたいですね。

思ったより余裕がある日々

以前は7:30や8:00と早朝から仕事をしていましたが、転職してからは9-10時からの案件を選んでいるので、朝の余裕があります。朝ご飯をゆっくり摂れることの幸せを日々感じています。

べるもん

朝ご飯をコンビニで買うことも多かった医局時代。転職後は家で朝ご飯食べる余裕ができ、食費の節約にもつながっています。

当直はしていないので、毎日家に帰ってくることが出来ます。

病棟や救急から変な時間に電話がかかってくることも無くなりましたし、緊急で呼ばれたりすることもなくなりました。

これに加えて週に4-5日以上は働かないので非常に予定が組みやすくなりました。

そのため、育児や家事ができる割合も増え、思ったより自分の時間も増えました。運動したり、昔の趣味を再開したり、新しい趣味を始めたり、読書をしたり。人生全体として、充実した日々を過ごしています

交友関係が広がる

これも想定外だったんですが、医局を辞めた後の方が交友関係が増したと思います。辞める前は孤独になるのだろうな、と思っていました。

また、忙しくて会わなくなった高校・大学時代の友人たち(非医療系)との交友関係が復活しました。オフの時間が増えたことで趣味関係の交友関係が広がったり、育児に参加して保育園送迎を担当することで地元のパパ友も作ることができました。

べるもん

医局在籍時の気の遣う人が多い飲み会よりも、旧知の仲の友人たちとの飲み会の方がやっぱり楽しいですね。

勤務医で忙しく働いているとどうしても交友関係が医師に偏りがちですよね。仕事と関係の無い交友関係を持つことで視野が広がるし、とても新鮮です。

自信が付いた

親に「医者になれ」と言われ医者になり、周りに合わせ、空気を読んだつもりで医局に入りました。もちろん良いこと、楽しかったこと、役立ったこと、たくさんありますが、常にレールの上に乗ったような人生でした

長い目で見ればほとんどの人がいつか医局を辞めるので大げさかもしれませんが、“初めて自分の人生のことを自分で決められた“ような、充実感・達成感があります

これも大げさかもしれませんが”やっと自分の人生が始まった”、そのような気分です。

以前は周りが望んでいることをしようと無駄な努力をしたり、周りの目を気にしすぎてストレスを感じたりするようなキョロ充でしたが、そんなことはなくなりました。これも自分がやりたいように働いているからでしょう。

自由を手に入れた

この先どこかに常勤として就職することもできますし、開業をすることもできますし、医者以外の仕事をすることもできるかもしれません。何か新しいことを始める前に計画的に勉強したり調べたりする時間があります。

今は今で満足しているので考えてはいませんが、以前より格段に環境を変えやすい状況にいます。

このように「常に何かにトライできる」、そんな環境にいるだけでワクワクします。

おわりに

医局を辞めて半年。思ったより◯◯だったことを7つご紹介しました。

  1. 時給が思ったより上がった
  2. 仕事内容が思ったより充実
  3. 対人ストレスが少ない
  4. 思ったより余裕がある日々
  5. 交友関係が広がる
  6. 自信が付いた
  7. 自由を手に入れた

私は色んなことを迷って、2-3年かけて医局を辞めました。

医局を辞めて半年経ちましたが非常に充実し幸せな日々を送っています。想定内のことも想定外のこともありますが、悪いことは想定内で、想定外なことは良いことばかりです。

もちろん、環境を変えるということは勇気が要ることです。それに必要なことは次の環境をできるだけ具体的にイメージすることだと思います。もちろん自分の人生ですから、どういう生活が良いかは自分次第です。

この決断を助けてくれたのは民間医局の担当さんでした。2-3年かけてじっくり話を何回でも何時間でも聞いてくれました。

医局を今すぐ辞めたい方も、まだ迷っている方も、まずは転職エージェントの人と話して客観的な意見を聞いてみるのが良いかもしれません。

転職エージェント「民間医局」についてもっと詳しく知るなら→医師転職エージェント「民間医局」に直接取材

私が医局を辞めると決めた時にやってみた6つのことはコチラ→【体験談】医局を辞めると決めた時にやったこと6選

べるもん

転職エージェントは相性があるので、最低でも2〜3個登録するのがオススメです。

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