医師転職は気になるけれど、正直ちょっと不安。

転職前は医局に属し、急性期病院に勤めていました。
そういう人も多いのではないでしょうか。この記事では医局を辞め転職をした医師べるもんが、実際に転職して良かったことを紹介します。転職を迷っている人の参考になれば幸いです。
① 時給、給料が上がった
圧倒的にコスパ良く働くことができています。
以前は、勤務以外の拘束時間が多かったです。例えば、自分の仕事が終わっているのに皆が外来を終えるのを待って回診する、19時からのweb講演会を視聴しなくてはならない、諸雑務などなど。心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
体感としては以前から勤務時間は半分で、給料は横ばいからやや増えています。若手~中堅勤務医であれば転職でほとんどの方が転職することで給料があがるのではないでしょうか。



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②時間に余裕がある、決まった時間に帰れる
外科系だと手術日は早朝回診なので7:30集合、というような所は多いと思います。週に2-3回も早朝に起床するのはきついですよね。
現在、私の定期非常勤先の一つは10時に勤務開始です。これは勤務前の交渉で実現しました。これだと朝もゆっくりで良いし、非常に楽です。できた時間で育児(送り迎え)・家事をしています。
急性期病院の宿命ですが、帰宅しようと思ったら転院要請の電話がきたり、急患がきたり・・・。残業がない施設を選んで転職したので、急患で残業することもありません。自分が手術した患者さんが心配で土日も診に行く、ということもなくなりました。
数か月前からとても楽しみにしていた用事に、急に行けなくなることもなくなりました。



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③雑務がほぼ0になった
入退院サマリー、症状詳記、病名登録などの書類仕事をすることがなくなりました。あと委員会出席もなくなりました。
入院患者の主治医になることが無くなったことも大きいです。医師でないとできない仕事しかほぼしていません。
④夜間・休日に休める
当直バイトは一切していません。また、夜間・休日に急な呼び出しを受けることがなくなりました。
転職前は常に電話にでれるように、電波が入りにくい地下などには行かないようにしたり、スマホが電池切れしないように気をつけたり、風呂にはいるときは風呂場のすぐ近くにスマホを置いたりしていましたが、そういったストレスからも解放されました。
夜間も急に呼び出されるのでは?と着信に気を張っていましたがそれもなくなり、ぐっすり眠れるようになりました。



睡眠不足は心身の敵!若い頃は気合いでどうにでもなりましたが、歳をとってくるとやっぱりキツイです。
⑤平日に時間が取れる
勤務先を選べば、平日に休む日を作ることも可能です。
平日に歯医者に通院したり、役所に行ったりすることができます。
平日仕事していると土曜にそういった所に行かないとならず、非常に混んでいたりしますね。こういったことで貴重な休みの時間がそがれたりすると、がっかりしますよね。
人によっては休日では混んでいるディズニーリゾートやUSJなどレジャー施設、ゴルフ、買い物、映画館に行ったりしても、良いのかもしれません。



小さな子どもとレジャー施設にいくのは、やっぱり平日のメリットが大きいです!
⑥思ってたよりやりがいがある
これは想定外でした。
定期非常勤で当科常勤医がいない病院で働いていますが、非常に頼りにされますし、感謝されます。
やりがいは感じにくくなることを覚悟して転職しましたが、今は今で非常にやりがいも感じながら働くことが出来ています。
おわりに
実際に医師転職をして感じたメリットをご紹介しました。
- 時給、給料が上がった
- 時間に余裕がある、決まった時間に帰れる
- 雑務がほぼ0になった
- 夜間・休日に休める
- 平日に時間が取れる
- 思ってたよりやりがいがある
項目には入れていないですが、職場の雰囲気がよく、人間関係のストレスが減ったのも大きなメリットでした。
転職を考えはじめたら転職エージェントに相談するのもひとつの手です。相談した結果、転職しないことにしたというのもありなので、迷ったら登録してみましょう。



はじめての転職なら「民間医局」がオススメです。相性があるので2〜3社登録してみて、自分に合うところを探すのがいいですよ。


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