失敗しない医師転職のために！面接時に確認したい４つのこと

May 31, 2021September 24, 2021

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はじめての面接、緊張するな。

直接質問ができる数少ない機会、あらかじめ準備しておきたい。

こんにちは、医師転職活動中のべるもんです。過去に転職の面接をうけたときを振り返り、面接時に確認したいことをまとめました。これから転職・面接をする方の参考になれば幸いです。

転職活動のゴールは内定ではありません。転職先で気持ちよく働くことです。面接は希望がおたがいにずれがないよう、確認できる大事な機会です。しっかりと活用しましょう。

１：勤務条件

当然ですが、勤務内容・条件を確認しましょう。

契約書には「勤務内容　外来、病棟管理、手術など」と書かれていますが、面接時に外来が週に何回あるか、手術日の相談などが確認できると就職前に具体的なイメージが湧きます。

具体的には、以下のような点です。特に給与面は大事なことの１つ。しっかりと確認しましょう。

週の勤務回数（外来、手術の頻度・曜日は決まっているか）
定時（定時何分前くらいに出勤しているか、残業の有無）
当直回数
早番・遅番の有無（ある場合は時間帯も）
役職（部長など）
指導医や引き継ぎの有無

給料（時給制or固定給、ボーナスの有無）
昇給、評価制度と頻度（ノルマの有無）
当直代、オンコール待機料、オンコール出動費の有無と金額
出張の有無・頻度・行先（近場の系列病院へ派遣されることも）
交通費
退職金
学会費支援の有無
赴任手当、引っ越し手当など・・・

べるもん

自分でお金のことは聞きにくい、交渉しにくいという方も多いと思います。その場合は事前に転職エージェントに相談を。エージェント経由で確認・交渉を行ってくれることがほとんどです。交渉力に強みがある「エムスリーキャリアエージェント」がおすすめです。

２：仕事内容が相互の希望にあっているか

向こうが期待していることと、こちらがやろうしている・できることの確認をしましょう。自分のやりがいに関わる話です。

外科系であれば、やろうとしている・できる手術を述べて、逆に○○はしない・できないということを言っておいた方がいいと考えます。

また、病院・手術室の設備の確認をすることも大事です。やろうとしている・できる手術で必要だけど、無い器具などを購入できるか、ということも確認しましょう。

地味ながらも、かなり大きな点として外科系医は「夜間・休日に麻酔がかけられるか」の確認をしましょう。

大学病院・中核病院では1名以上かならず麻酔科医が当直しています。中規模病院でも麻酔科オンコールがいたりしますが、夜間・休日に麻酔がかけられない病院もあります。こういった施設だと、普段の病状説明から「夜間・休日に緊急で再手術が必要な際は、近隣の病院に転送することになる」ことを説明しておかないといけません。

外来の設備・可能な検査も確認しましょう。他方で薬剤、抗癌剤がスムーズに追加申請できるか、なども聞くと良いでしょう。

向こうが期待していることと、こちらの状況が合わない面もあるかもしれないですが、教えてもらえばできそうなことに関しては、「できるよう努力します」と言っておくと好印象かもしれませんね。