転職エージェントを使った医師転職。いつから何すればいいの?
一般転職の活動期間は3ヶ月〜半年って聞くけど、医者の場合はどれくらい?
- 医師転職に必要な期間
- 医師転職活動の大きな流れ
- 医局へ辞意をつたえるタイミング
転職エージェントを利用して、実際に医師転職をしたべるもんです。医師転職のスケジュールは、一般的な会社員の転職とは違うので注意が必要。医局へ辞意を伝えるタイミング、実際の転職活動期間の理想系を紹介します。
転職活動の紆余曲折を経て、この理想のスケジュールにたどり着きました。僕も先に知りたかったです笑。
ステップ1:1年以上前に、次の年度末で辞めると医局に伝える
まず、自分が辞めたい1年以上前に「次の年度末に辞める」と医局に伝えましょう。
年度末=3月末、というのがポイントの一つです。
新年度=4月からは新入局員が入り人員の頭数は確保されるので、3月は退職するのに最良のタイミングです。1年以上前に伝えることができたら理想的です。
正直、僕はこんなに早く伝えませんでした。
中堅、ベテランほど、医局の中で貢献度が高く、医局にとって退局がダメージになります。なるべく早く辞意を伝えて誠意を見せることが円満退局につながると思います。若手でも少なくとも半年前には伝えましょう。
1年以上前に伝えても辞めることに難色を示されたら、いつ辞めても難色を示すと思います。その際は「辞めようと思います。」ではなく「辞めます。」で通すしかないです。それで揉めてもあなたに非はないです。
ステップ2:常勤の転職活動は9月〜、非常勤は12月〜スタート
- 常勤は年度末の半年前
- 非常勤は年度末の3か月前から
ケースバイケースですが、一般論を述べると上記のタイミングで求人案件が出てきます。(By某転職エージェントの担当者)
まともな施設が新しい医師を探すときの常識的なスケジュールが「常勤は年度末の半年前、非常勤は3か月前から」となります。ほとんどの施設が新年度の半年前までに常勤を固め、その後に非常勤を雇うかどうかを決めます。
希望の求人が出たときに、ちゃんと連絡を受け取れるように、その前に医師転職エージェントに登録するのが望ましいでしょう。遅くとも常勤の転職活動は9月、非常勤は12月にエージェント登録しましょう。
転職自体を迷ってる人は辞意を伝える前にエージェントに登録しましょう。
転職条件も人それぞれですから一概には言えませんが、良い条件の施設が数年間も決まらず残っていることはありません。
また稀に、非常に好条件で足の速い(市場に出て、すぐ消える)案件があったりしますが、こういったものにあまり執着しない方がいいでしょう。例えば、行き当たりばったりな経営をしている美容系であったり、前任が急に辞めるようなブラックな環境である可能性を考えたほうが良いでしょう。
自分を安売りしない&怪しいクリニックにつかまらないためにも、求人は複数見比べてみることをオススメします。相場を知るのはとっても大事!
例外もあります
- 特定のコネがあり転職先が決まっている
- 開業する、開業を継ぐ
- 専門性が非常に高く希少な領域
- 転職先への条件が多い
上記の転職については今回の記事は当てはまりません。
開業、開業医を継ぐ、すでにコネがあり転職先が決まっている場合は、転職エージェントを利用しないので、先方の都合のよいタイミングで医局を辞めるといいでしょう。
難しいのが、専門性が非常に高い分野の医師や、転職先への条件が多い場合です。希望の転職先がなかなか見つからないことがあるため、医局に辞意を伝える前に転職エージェントで転職先を見つけるのが良いでしょう。
まとめ
- 前年度中に「次年度の3月で辞めます」と医局に伝える
- 9月より前に転職エージェントに登録、10月〜常勤転職活動開始
- (12月に転職エージェント登録)1月〜非常勤転職活動開始
- 年度末に医局を辞める
- 新年度から新しい職場へ
流れをまとめるとこのようになります。
医師転職をする場合、エージェントへの登録がオススメです。普段の仕事が忙しい先生ほど、外部のプロに頼って、転職活動は楽をするのが望ましいです。
エージェントを利用すると、求人を調べる、面談日程の調整、条件交渉など全てやってもらえます。履歴書・職務経歴書作成の手伝いや、不安な方は面接の練習なども行ってもらえます。利用は無料なので、つかわない手はないですね。
エージェントも人間なので相性があります。いくつか登録してみて自分に合うところを選ぶのがオススメです。
個人的なオススメ転職エージェントはこちら!
コメント